高温多湿状態でポーズを取り続けるホットヨガは、大体90分程度の1回のレッスンで500カロリー程度消費することが可能です。
1時間なら330キロカロリーの計算になりますから、いかにホットヨガの消費カロリーが多いかお分かり頂けると思います。
ホットヨガで消費できるカロリー
ホットヨガのダイエット効果、美肌効果など様々な美容、健康効果を知り、これからホットヨガに挑戦しようと考えている方も少なくありません。
特にダイエット目的でホットヨガを始める場合、気になるのはどれぐらいのカロリーを消費できるのか、と言う問題ですよね。
ホットヨガで消費できるカロリーに関しては基礎代謝量や体重にもよりますから人それぞれですが、一般的には大体90分のレッスンを受けて500カロリー前後は消費できるそうです。
レッスン時間はスタジオやコースによっても異なりますし、レッスンのレベルや内容次第でも消費カロリーは異なりますが、もし1時間のレッスンを受けるとなると大体330キロカロリー程度は消費できる計算です。
室温39度前後、湿度65度前後の高温多湿環境の中でレッスンを行うホットヨガは、恐らく数あるヨガの中でもトップクラスの消費カロリーが期待できる筈です。
スタジオの中でじっとしているだけでもじわじわと汗をかき、どんどんカロリーが消費されていくのを感じる筈です。
実際のところ、発汗によってカロリーが消費されているわけでは無いのですが、体温が1度上昇すると代謝が13%も高くなりますので、冷えを改善する効果もあるホットヨガは結果的に多くのカロリーを消費できるということです。
他のヨガと比較した場合
最近特にホットヨガ人気が高まっていますが、ホットヨガ程カロリーを消費できるヨガの流派はあまりありません。
呼吸の波に乗りながら、流れるように身体を動かして集中力を高めていく「ヴィンヤサヨガ」、爽快感抜群のハードなエクササイズを行う「パワーヨガ」、呼吸と一定のポーズを連動させる「アシュタンガヨガ」は、比較的消費カロリーの多い部類のヨガですが、ポーズを取らず瞑想などスピリチュアル要素を重視した「ラージャヨガ」などほとんど運動による消費カロリーは期待できません。
その他歪んだ骨盤を矯正することでシェイプアップできる「骨盤ヨガ」、筋肉を癒すことで心身を深く癒す「陰ヨガ」、最高のリラクゼーションを得られる「リストラティブ・リラックスヨガ」、自分自身に向き合うリラックス度の高い「イシュタヨガ」など、運動効果よりリラクゼーション効果、ヒーリング効果重視のヨガの消費カロリーもそう多くありません。
そもそもホットヨガの原点となる「ハタヨガ」自体、消費カロリーの激しいヨガではありませんから。
他の運動と比較した場合
少なく見積もっても1時間で300カロリーは消費できるホットヨガですが、他のエクササイズとも比較してみたいと思います。
ゆっくり歩くウォーキングでは1時間について180カロリーしか消費されませんし、意識してせかせか歩いてようやく300カロリー程度消費可能です。
自転車も250カロリー前後ですし、運動ではありませんがお風呂でも消費できるカロリーは200カロリー程度です。
水泳は消費カロリーが多く1時間泳ぎ続けることができれば平泳ぎで760カロリー、クロールで1450カロリー消費することができますが、水泳は泳ぐプールが必要なのでジョギングやウォーキングのように「思い立ったらすぐ!」と言うわけにはいきません。
その点は高温多湿状態で行わなければならないホットヨガも同様ですが・・・。