ホットヨガとヨガの違いとは

どこが違うの?ホットヨガとヨガの違いとは

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ホットヨガとヨガの違い

 

ホットヨガはヨガの中でも最もメジャーなハタヨガの流れを汲むヨガですから、他の一般的なヨガとほとんど同じようなポーズを取ります。ただしホットヨガは高温多湿状態で行うヨガですから、他のヨガのように気軽にご自宅で行うと言うわけにはいかないようです。

 

汗をかくヨガ、かかないヨガ

ヨガの歴史はとても古く、非常に奥深い世界です。精神的な意味合いも強いヨガですが、美容やダイエット、健康効果目的でヨガを摂り入れる場合はホットヨガのように分かりやすく取り組みやすい現代ヨガがぴったりです。

 

様々な流派、スタイルに分かれるヨガはそれぞれ具体的なやり方と目的も違いますが、汗をかくヨガ、かかないヨガに大別することできます。ホットヨガは汗をかくヨガの代表で、とにかく発汗量が他のヨガと桁違いに多いのが特徴的です。

 

ポーズと呼吸を組み合わせ、ダイナミックな動きが特徴的な「アシュアタンガヨガ」、身体に負担をかけずに潜在エネルギーを引き出す「アヌサラヨガ」、サンスクリット語で動作の連続を意味する「ヴィンヤサヨガ」、集中力を高めながら身体トレーニングも行う「パワーヨガ」などは汗をかくヨガの部類ですが、やはり高温多湿環境で身体を激しく動かすホットヨガの発汗量には敵いません。

 

反対に、汗をかかないヨガは瞑想中心で精神修行の意味合いが強く、ホットヨガとは対局に位置するヨガと言えます。

 

神秘的なパワーを秘め、哲学的な思索を追求する「ジュニヤーナヨガ」は、実際に身体を動かしてポーズを取ることはなく基本的に瞑想に終始しますし、マザーテレサも実践していたと言われる「カルマヨガ」は普段の行動で見返りを期待することなく人の役に立つことをすると言う特殊なヨガです。

 

日本の真言宗とも密接な関わりがあるとされる「マントラヨガ」は、マントラを唱えたり歌うことで精神から悪いカルマの波動を解き放つことが目的です。古典ヨガ、瞑想ヨガとも呼ばれる「ラージャヨガ」は瞑想によって精神をコントロールすることで、欲望や執着を手放し自己理知を高めていく修行的な意味合いの強いヨガですし、純粋な神への信仰を貫く「バクティヨガ」のように宗教的なヨガも。

 

ホットヨガも精神的な癒しや集中力を高めると言う作用をもたらしますが、瞑想メインのヨガとはまるで違うことがお分かり頂けるのではないでしょうか。

 

 

温度と湿度

さて、エクササイズや美容目的で行われる一般的なヨガとホットヨガの違いが気になるところですが、実は現在日本で流通しているヨガはほとんどがハタヨガと言うヨガの中でも最もメジャーなヨガの発展形です。ホットヨガもハタヨガから派生したヨガの1つですから、実際の動きは他のヨガとほとんど変わりません。

 

では何が違うのかと言えば、ヨガを行う環境です。通常ヨガスタジオは常温の状態でレッスンを行いますし、教室によっては夏に冷房、冬に暖房を入れているケースも。その点ホットヨガは室温39度前後、湿度55%から65%前後と高温多湿状態で行うのが最大の特徴です。

 

同じ動きでも高温多湿状態で行うことでより多くのカロリーを消費できますし、発汗量も多いのでダイエット効果や美肌効果、デトックス効果もグンとアップします。しかもホットヨガはただ暑くじめじめした環境ならOKと言うわけではなく、筋肉が最もしなやかに動く温度、湿度が設定されています。

 

その為複雑な動きの多いヨガのポーズを行なっても怪我をしたり、身体に負担をかける心配がほとんどありませんし、代謝も効率良く上げることが可能です。ただし一般的なヨガのように本格的なホットヨガはご自宅で行うのが難しく、スタジオに通わなければならないと言うデメリットも。

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